LGBTQって何?性的多様性を調べてみた! | Vita ricca(ヴィータ リッカ)
2022.02.05

LGBTQって何?性的多様性を調べてみた!

Buon giorno(ボンジョルノ)!
南池袋にあるライフスタイルショップ、Vita ricca(ヴィータ リッカ)です。

突然ですが、この画像が何だかわかりますでしょうか?
正解はセクシュアル・マイノリティを象徴しているの「レインボーフラッグ」。

性的多様性を表すLGBTという言葉もかなり一般化してきて、日本国内でも広く認知されてきています。そんなをセクシュアル・マイノリティを象徴しているのが、「レインボーフラッグ」なのです。

今回はそんなセクシュアル・マイノリティを少しだけ深掘りしてみました。

セクシュアリティを構成する4要素とは

さて、そのセクシュアリティを決める要素は大きくわけて4つあると言われています もちろん他にも要素がありますし、この4要素が全てというワケではありませんが、性的多様性を理解する上で知っているとわかりやすくなるので簡単に紹介しておきます。

  1. 身体的性
    →生まれ持っての身体的な『性』のコト。性ホルモンなど、生物学的に決まっているの性の要素です。いちばんわかりやすいかも要素かも知れませんね。
  2. 性自認 
    →本人が自分の性をどう認識しているかと言うコト。身体は男性でも自分のことを女性だと認識していたり、身体は女性でも自分のことを男性だと認識していたり、身体的性と性自認が異なる場合もありますよね。
  3. 性的指向
    →どのような相手に恋愛感情や性的感情を抱くと言うコト。例えば、身体的性や性自認が女性の場合、性的指向の対象は男性の場合が多数だと思いますが、身体的性や性自認が女性で性的指向の対象も女性という場合もありますよね。性的マイノリティの中でも、一般的にイメージしやすいものかも知れませんね。
  4. 性表現
    →自らをどのような性別を表現したいのかというコト。社会的な目線を意識して、どう見られたいかと言う要素です。服装や喋り方がイメージしやすいかも知れませんね。たとえば、身体的性が男性で性的指向の対象も男性の方でも、男性的な服装をしている場合と女性的な服装をしている場合とがありますよね。 

LGBTQをそれぞれ理解しよう

性的多様性を象徴する言葉として「LGBT」はかなり一般化してきた昨今ですが、性的多様性は十人十色。専門的に勉強すると60種類以上に分類がわかれるそうです。

今回は「LGBT」に「Q」を加えた「LGBTQ」の5種類のセクシュアリティを、前述のセクシュアリティを構成する4要素を元に簡単にまとめました。

L:レズビアン

レズビアンは、性自認が女性で、性的指向が女性に向いているセクシュアリティ。女性に恋愛感情を抱く女性というイメージが理解しやすいでしょうか。 

G:ゲイ 

ゲイは、性自認が男性で、性的指向が男性に向いているセクシュアリティ。 男性に恋愛感情を抱く男性というイメージですね。 

B:バイセクシュアル 

バイセクシュアルは、性的指向が男性・女性の両性に向いているセクシュアリティ。 自分の性自認が男性・女性かに関係なく、男性にも女性にも恋愛感情を抱くことのできる人のことを指します。

T:トランスジェンダー 

トランスジェンダーは、自分の身体的性と性自認が一致していないことに違和感を感じているセクシュアリティ。生まれ持った身体的性は男性なのに、自身の性自認は女性と言う場合や、生まれ持った身体的性は女性なのに、自身の性自認は男性と言う場合がトランスジェンダーと呼ばれます。

Q:クエスチョンニング 

クエスチョンニングは、性自認や性的指向が定まっていないセクシュアリティ。自分が男性なのか女性なのか、そのどちらでもないのか、自分が恋愛感情がを抱くのは男性なのか女性なのか、そのどちらでもないのか、決まっていない人のことを指します。迷っている人だけでなく、意図的に決めていないという方もクエスチョンニングには含まれます。

もっと詳しく学びたい方は

今回はセクシュアル・マイノリティについて少しでも理解が深まるように基本的な知識をまとめました。今回紹介したのはあくまで基礎的部分、性的多様性は人間の数だけ様々あり、まだまだこれから新しい考え方が出てくると思います。

「LGBT」が「LGBTQ」と表現されるようになった背景には「LGBTだけですべてのセクシュアル・マイノリティではない」という認識もあるようです。もちろん「LGBTQ」もすべてを網羅できているワケでもありません。「LGBTQQIAAPP」という11種類をあげる用語もありますが、60種類以上あるといわれている中の一部です。最近は「LGBTQ+」という言葉で多様性を表現することもあるようです。

今回は性的多様性について、少しだけ深掘りをしてみました。様々な人々がともに豊かな人生を歩んでいけるよう社会になっていけばいいですね。

それでは、Grazie(グラッツェ)!