こんにちは!
南池袋のセレクトショップ Vita ricca(ヴィータ リッカ)、スタッフのキクノです。
少しづつ暖かくなり、春の訪れを感じています。そしてこの時期多くの人を悩ませること。
そうです、「花粉症」です!
鼻水やくしゃみが止まらなかったり、目が痒かったり、集中力が下がったり。日常生活や仕事に大きな支障をきたす花粉症ですが、そもそもなぜ花粉症になるのかはご存じでしょうか?
今回は、花粉症になるメカニズムと、それを踏まえた対策について書いていこうと思います!
花粉症は、花粉に対する身体のアレルギー反応で、免疫システムの過剰反応によって起こります。
免疫システムは本来、外部から侵入するウィルスなどの異物を攻撃して排除するもの。こうした免疫の役割を主に担っているのが、白血球を中心とする「免疫細胞」です。
しかし、免疫システムのバランスが崩れると、花粉など身体に害がないものや、自分自身の細胞を攻撃してしまうことがあります。
免疫細胞のなかには、過剰攻撃にブレーキをかける役割の制御性T細胞(Tレグ)というものがあります。このTレグが減少するなどして、免疫バランスが崩れると、花粉症などの症状を引き起こすと言われています。
免疫細胞が身体の免疫システムにおいて重要な役割を担っているわけなのですが、この免疫細胞の約7割が腸に集まっています。
そのため、腸の状態を整えること、いわゆる「腸活」が免疫バランスを整える上で重要です。
花粉症対策において、免疫バランスを整えることが重要であること。そして免疫バランスと腸内環境の関連についてお伝えしてきました。
では、腸内環境を整えるにはどうすれば良いのでしょうか?
ここでもう1つおさえておきたいポイントが、「腸と自律神経は相関関係にある」ということです。
「腸脳相関」という言葉があるのですが、腸の動きをコントロールしているのが自律神経であり、また自律神経も腸の影響を受けやすく、双方向であることが最近わかってきました。
なので、腸内環境を整えたい時、腸と自律神経の両方にアプローチすることが大切です。
食事の内容は、腸内環境に直結します。食事で整えるポイントは、次の4つのいずれかを毎日取ること。
不溶性食物繊維
便の材料になり、腸内のゴミをかき集めながら排出してくれます。ゴボウやキャベツ、大根など。ご飯に雑穀を混ぜたり、玄米でも、不溶性食物繊維を取ることができます。
水溶性食物繊維
海藻類やオクラ、モロヘイヤ、山芋など、ネバネバしたものに多く含まれています。便を柔らかくし、排出しやすくしてくれます。
発酵食品
ぬか漬けやキムチ、味噌、納豆、ヨーグルトなどは善玉菌を含んでいて、腸内の善玉菌を増やしてくれます。
オリゴ糖
乳酸菌など、善玉菌の餌になるので、効率よく腸内の環境を整えることができます。玉ねぎ、ハチミツ、バナナなどに多く含まれています。
適度に運動すると、全身の血流が良くなり、自律神経のバランスや腸内環境を整えることにつながります。散歩やストレッチなどの軽めの運動を日常に取り入れることも大切です。
自律神経を整えるためにも、まずは十分な睡眠を取ることが大切です。とはいえ、仕事や家事などで忙しく、どうしても睡眠時間が不足してしまいがちなときもありますよね。
そんなときは、睡眠の質を高めることを意識してみると良いかもしれません。寝具を変えてみたり、いつもはシャワーで済ませているところを、しっかりお風呂に浸かってみたり、睡眠前の食事を控えてみたりするのが効果的だと言われています。
ハーブティーやアロマを使ってみるのもおすすめです。
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Vita riccaでも、ハーブティーやアロマグッズなど取り揃えておりますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください♪